線のほとりに舞う花をメインフォト

「シリーズ・五線譜」vol.1

国境線のほとり、土地の記憶を伝える音楽劇

舞台上には、崩れかけた壁の一部がある。その壁は、元は教会だったが爆撃で破壊され、残骸が片付けられることもなく放置されたもの。砂に戻る日を待ちながら、日に晒されている……。その壁は、砂漠の水場のように、ある確かな拠り所としての役割を果たす。かつて教会だった頃の信仰はもうとっくに失われているが、風雨と日射しと人目を避ける、実際的な機能を果たすものとして。辺境の地では、たった一本の痩せた木でさえも時に何かの象徴となる。
この場所の背景となるのは、第二次世界大戦の始まりから戦後までの時代。中部ヨーロッパ、たとえばハンガリーの田舎町、オーストリアとの国境線近くの場所をイメージしている。
この物語では、ロマ(日本ではジプシーとして知られる)のある少女に焦点があたる。ロマも、ユダヤ人と同じようにホロコーストに遭う迫害を受けている。漂流の民として生きていたが、この大戦を境に旅の暮らしを捨て、定住を迫られ、時代の中に飲み込まれていく。そこで生きた人々の姿を通し、土地の記憶を幻視する。そんな舞台を立ち上げたいと思う。

(長田育恵 創作ノートより)

概要

2011年4月12日(火)~4月18日(月)
王子小劇場

出演

井上一馬(イッツフォーリーズ)
大場泰正(文学座)

勝部祐子(イッツフォーリーズ)
龍田知美(T1project)
関根好香
神保良介
大西玲子
宮本翔太(椿組)
和田真季乃
箱田暁史(LA・TATAN舎)
福田温子(てがみ座)
冨田泰代
今泉 舞

公演スタッフ

演出:前嶋のの(思考動物)
脚本:長田育恵

舞台監督: 杣谷昌洋
舞台美術:杉山 至+鴉屋 ( 六尺堂 )
照明:千田 実 (CHIDA OFFICE)
音響:余田崇徳
作曲: 大竹創作 (乙三.)
ジャンベプレイヤー:ナリテツ
衣装: 吉田健太郎 (yu-GEN CRaFTS)
美術オブジェ:大野洋平
宣伝美術写真・スチール:伊藤雅章
宣伝美術: 杉江あき (don design)
撮影:関肇伸
WEB : 神永典子 (RICO STYLE)
手紙: 右近金魚
制作:MAICO.
協力:株式会社オールスタッフ / 乙三 . / 小野澤彩夏 / 小野和佳子 / 賢プロダクション / LA•TATAN舎 / 思考動物 / 有限会社スターダス ・ 21 / T1project / 椿組 / 藤プロダクション / 舞台美術研究工房 六尺堂 / プロダクション ・ タンク / 文学座 / みらい館大明.

タイムテーブル

※チラシに誤りがありました。14日(木)は14時と19時半開演の2回公演です。

曜日 12[火] 13[水] 14[木] 15[金] 16[土] 17[日] 18[月]
14:00    
19:00          
19:30      

※★の回は託児サービスがあります。要予約。
イベント託児・マザーズ0120-788-222 (0才・1才2,000円 2才以上1,000円)


※開場は開演の30分前です。受付開始は開演の40分前です。

※開演5分前までにお越しいただけない場合は、悪席しかご準備できない場合がございます。
お早目のご来場をお待ちしております。 なお、整理番号は当日受付順になります。

チケット

 3月10日(木)発売開始!

前売:3,500円・ギャラリー席※:2,500 円/当日3,800円
※劇場内のバルコニーに座布団を敷いたお席になります。席数限定

☆早割チケット 
前売:3,000円
2月19日(土)〜28日(月) 劇団ウェブサイトにて先行発売
3月7日(月)までに指定する銀行口座へお振込いただきます。詳しくは返信メールをご覧ください。

● CoRichチケット ※ご予約は公演当日の0時まで
ただいま発売中!こちらをクリックしてください。 

● お電話
090-1706-0061(制作)

てがみ座とは

劇作家 長田育恵(日本劇作家協会所属・井上ひさし氏に師事)を主宰として2009 年旗揚げ。上演作品に合わせ演出家・俳優をコラボレートするスタイルをとる。心の揺れ動きを見つめ、繊細な言葉、丹念に織り上げられた構成で、圧倒的な共感を紡ぎ出す。
ひとの生命がきらめく、「詩(うた)」が立ち上がるその瞬間を捉えたいと願う。
2010年、尾﨑 宇内(おざき うだい)と福田 温子(ふくだ あつこ)が加入。

お問合せ

てがみ座ウェブサイト…… http://tegamiza.net/
MAIL…… [PC]info@tegamiza.net 
電話 090-1706-0061
劇場ロビー 03-3911-8142(公演期間中のみ)